【初心者向け】ホームページやブログをネット上に公開するために最低限必要なものまとめ

【初心者向け】ホームページやブログをネット上に公開するために最低限必要なものまとめ

こちらのページでは自分のホームぺージやブログを実際に公開し色んな人からアクセスしてもらうために必要なものについて紹介します。
この記事はホームぺージ制作初心者やブログの開設を考えている方向けの内容となっています。

結論から先に言うと「サーバー」と「ドメイン」が必要になります。また、ブログやお知らせ更新機能も欲しければCMS(更新管理システム)が必要になります。では、詳細について解説していきます。

サーバーとは

自分のサイトを公開するためにはサーバーが必要です。普段私たちがどこかのホームページを見れたり、Google mapで地図がみれたりするのは、サーバー内にあるデータを自分のPCやスマホで読み込んで表示しているためです。

サーバーとは

そのため自分のWEBサイトをみんなに見てもらうためにはサイトのデータをサーバー上にアップしておく必要があります。

本来であればサーバーマシン内に専用のOSやデータベースをインストールしたりしてサーバーを構築する必要があるのですが、これらはサーバーやネットワークの専門的な知識が必要になります。

ですので、これらの知識がなくても既にWEBサイトを公開できる環境が整ったサーバーをレンタルできるサービスがありますのでそこを利用するのがおすすめです。マシンも自分で準備する必要がないため初期費用もお安く済みます。

専門の技術者がセキュリティ対策も含めしっかり管理してくれるので自分で管理するより遥かに安心です。

また、後から詳しく説明しますがブログシステムとして代表的なWordpressも簡単に導入できるようになっているため、システムのインストールも専門知識なしでできてしまいます。

初心者におすすめのレンタルサーバー

初めてレンタルサーバーを借りられる方はさくらのレンタルサーバーの「スタンダードプラン」がおすすめです。月額524円(※2021年4月現在)でレンタル出来るうえに2週間お試しで利用できます。

私もWEB制作の勉強を始めたころから、勉強の目的も含めて借りていますが、未だにサーバーが停止してしまうといったトラブルとも無縁だし、普通にサイト運用をしていて重くなったりすることも無いです。

さくらのレンタルサーバ スタンダードのお申込みはこちら(公式ページ)

ドメインとは

一度は目にしたことがあると思います。○○.comや○○.co.jp。実はこれらがドメインと呼ばれるものです。例えばYahoo japanさんであれば「yahoo.co.jp」、通販大手アマゾンさんであれば「amazon.co.jp」にあたります。

ドメインはブログやホームページにアクセスするための住所のようなものです。

ドメインとは

ドメインを取得するメリット

ドメインを取得することで、後々ホームページを運営するサーバーを引っ越ししても、同じURLで閲覧できます。

もし、サーバーを引っ越すたびにURLが変更になってしまっていたら、折角ブックマークで定期的に閲覧してくれていたユーザーさんがアクセスできなくなったり、Googleなどの検索サービスでの評価がリセットされてしまったりと不都合が出てきます。

ホームページやブログは長い時間育てていくものですので、運営していく中で何があるか分かりません。長い目で見るとドメインは自分で取得しておいた方が何かと都合が良いです。

ドメインを取得できるおすすめのサービス

ドメインは非営利団体ICANNをはじめとした様々な国や機関によって管理されています。

そこから直接ドメインを取得するにはレジストラに認定されている必要がありますが、このレジストラに認定されなくても認定レジストラの企業を通してドメインを取得できるサービスがありますのでそこを活用するのが手っ取り早いです。
代表的なドメイン取得サービスにお名前ドットコムがあります。

お名前.com(公式サイトへ)

ドメインの取得費用

ドメインは一回の買い切りではなく毎年の更新費用が発生します。更新を忘れてしまうとドメインを失効し、最悪の場合他の人に取られてしまうのでドメインの更新は絶対忘れないようにしましょう。

といっても、先に紹介したお名前ドットコムなら自動更新を設定できますので更新のタイミングがきたら自動で登録したクレジットカードでお支払いできるので安心です。

CMSとは

CMSとはコンテンツマネジメントシステムの略です。ホームページやブログの更新をHTMLの知識がなくても簡単に更新できるシステムのことです。最も代表的なものにWordPressがあります。日本でも多くのホームページに採用されているCMSです。

WordPressがおすすめである理由

WordPressがおすすめな理由

WordPressが何故多くのWEBサイトに採用されるのか…WordPressのメリットとデメリットに触れつつ紹介します。

メリット1.無料である

WordPressは無料で使用できるオープンソースのシステムです。
オープンソースというのはシステムを構築しているプログラムが誰でも見れる状態であることです。
こうすることで誰でもカスタマイズでき、多くの人が導入しやすい状態となります。

これが企業が開発した独自のCMSだと毎月の利用だけで数千〜数万円運用コストがかかっています。WordPressは導入や運用を低コストで行えるため簡単に始められます。

メリット2.圧倒的なテーマ数

テーマというのは簡単に言うとサイトの見た目(デザイン)のことです。
配布されているものの中には無料のものもあります。またテーマを作るためのリファレンス(マニュアルみたいなもの)がネット上で公開されているため、誰でもテーマを作成して配布することができます。

WordPressにはたくさんのテーマがあります。


プログラミンの知識があればどんな人でもテーマ開発に参入できるので、ネット上ではクリエイターやプログラマーが作ったテーマが沢山公開されています。

他のCMSと比べてテーマが選び放題なんです。

メリット3.機能を追加できるプラグイン(拡張機能)も豊富

プラグインとは後付けで機能を追加できる仕組みのことです。アクセス解析ツールやメールフォーム作成などの機能を自分で開発しなくても簡単に追加できます。
WordPressがオープンソースであるため、プラグインの開発も知識があれば誰でも参入可能です。世界中のエンジニアたちが様々なプラグインを公開しています。
高機能でありながら無料で利用できるプラグインが沢山あります。

メリット4利用者が多いためネット上に情報が沢山ある

WordPressは個人ではもちろん多くの企業でも採用されており、利用者が沢山います。

そのため、カスタマイズの事例やトラブルに陥った時の対処法など、誰かしらがアップした情報が沢山あるため、困った時でも調べて自力で解決できるケースがほとんどです。

WordPressのデメリット

これまでメリットを挙げてきましたが、デメリットもあります。
それはオープンソースであるが故にセキュリティ面に多少不安があることです。
オープンソースのシステムは誰でもプログラムを見れますので、そのプログラムの脆弱性を突いた攻撃をされる可能性があります。
ただ、こちらはWordPressの新しいバージョンが出た時にしっかり更新を行なったり、セキュリティを高めるプラグインを入れておくことで対策可能です。

WordPressのセキュリティ対策におすすめのプラグイン「SiteqGurd WP plugin」の使い方についてまとめた記事も書いていますのでWordpressをインストールした際にはぜひ参考にしてみてください。

まとめ

ホームページやブログを公開するのに必要なものについて紹介しました。運用費はかかってしまいますが、そんなに高いものではありません。また、サーバーのレンタルは無料期間を設けているサービスが多いのでお試しで使ってみるのもありだと思います。